霧島連山の主峰高千穂峰(たかちほのみね)に登ってきました。東に二子岩、西にお鉢を従えた古い火山です。お鉢は今も火山活動を続けています。 『古事記』に天孫降臨の山として伝えられ、山頂には天の逆鉾が立っています。10年ほど前登った時には雨でお鉢まで行きましたが強風で何も見えないので勇気ある撤退をしました。今回リベンジでした。 (2013.11.17 登山) |
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高千穂河原より登山 鳥居をくぐって広い参道をいく。 今からという時に雨がパラパラ 雨具をつける。 |
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古宮跡(こぐうあと) かつて霧島神社があり、繁栄を極めたが噴火のため消失しました。 登山道はここを右に折れる |
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しばらく石畳の樹林の中を行く 紅葉がきれいです。 |
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30分程で赤褐色の溶岩が現れ本格的な登りになる。 火山礫ガレ斜面は、足場の良いところを選んでよじ登って行くという 感じです。ガレ場は1歩登れば半歩下がる、歩きにくい。 |
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雨と強風、ガスのため真っ白で何も見えなかったのですがうっすら お鉢が見えてきました。 |
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風が強く「飛ばされないように右のほうを歩かないように。」と注意注意。 |
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だんだん明るく雨も上がりました。 「足元注意」の看板。 |
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火口壁の上は馬の背 飛ばされないように注意注意です。 展望が良いはずだけどガスってあまり見えません。 |
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主峰高千穂峰も見えてきました。 ここから少し下ります。 |
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背門ノ丘(せたおのおか) |
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霧島峯神社が建立されていたのですが霧島噴火に伴うたび重なる焼 失で、各所に遷座、今から500年前 現在の社地へ御鎮座になりました。 |
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いよいよ山頂へ 登山道があったらしいが新燃岳の噴火で埋まっている ほぼ直登。 |
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お鉢も下に見えます。 強風のため頭の上でフードがバタバタはためいています。 誰かのザックカバーが飛んでいきました。 |
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その上火山礫と軽石の急斜面 歩きにくい。 山頂が見えてきました、最後のひと踏ん張り。 |
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山頂 着きました〜〜。 バンザ〜イ! |
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天孫降臨の神話で名高い天の逆鉾そびえていました。 坂本龍馬と妻おりょうさんは寺田屋事件のあと薩摩(鹿児島)を訪れて います。その途中天の逆鉾を見たいと高千穂登山をしたそうです。 薩摩旅行の行程は88日間にも及んだと、現在の新婚旅行ともいわれ ています。 |
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山頂の東側に二子岩 こちらの方から登ってくる人もいました。 |
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前回山頂までこれなかったのでリベンジ成功。 遠くは霞んで展望殆どなし。360度のパノラマ。韓国、新燃岳、中岳など 見えるのでしょうがガスって何も見えませんでした。 休憩して今度は下山。 |
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下り、ここまでで下からは山頂が見えないとのこと。 |
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下りは早い早い、一歩行けば2歩進む。 下山は溶岩のないところが歩きやすい。 |
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すっかり晴れて下の方は秋色。 |
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ムラサキシキブもきれいでした。 |
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無事下山できました。紅葉が陽に照らされてきれいでした。 |