モスクワ

ロシア連邦の首都。ロシアの政治、経済、文化の中心地。
2005年8月旅行

国立歴史博物館

まるでお菓子の家みたい。
クレムリンの赤の広場の一角に。
赤とはロシア語で「美しい」と
いう意味だそうです。
イワン大帝の鐘楼

クレムリンの建築アンサンブルの中心。
クレムリンには数世紀にわたって創造された
ロシアの建築の不思議があり、比類のない
貴重品が集められた宝庫であり、素晴らしい
宮殿、邸宅、寺院のアンサンブル。
クレムリン宮殿

1703年まで帝政ロシアの王朝府、ロシア革命
後はソ連最高会議場として用いられソ連政権の
代名詞となった建造物。
2階にプーチン大統領の執務室があるとのこと。

寺院風景

クレムリンの中には寺院がたくさんある。
ロシア正教の十字架は形が違う。
ボクロブスキー寺院

カラフルなネギ坊主頭の美しい寺院です。
聖ワシリー寺院とも呼ばれています。
民衆に愛された修道士ワシリーの墓がある
のでそう呼ばれています。
内部は博物館になっています。
レーニン廟

レーニン(1870〜1924) ロシアの革命家、
ソ連の建設者。
1917年の十一月革命でケレンスキー政権を
打倒して世界最初の社会主義政権を樹立。
スパスカヤ塔

クレムリンの東側にある正門。
門の上に救世主イエスのイコンが取り
付けられている。大時計やルビーの星が
載せられ、クレムリンの中でも一番美しい
と言われている。
クレムリンには20も塔があります。
グム百貨店

赤の広場の東側に3階建てのロシア最大
の百貨店。
グム百貨店内部

東西の建物は渡り廊下の橋がかかっている。
細かく仕切られた店が並んでいる。
グム百貨店内部

中心にはコップの形をした噴水がある憩いの
空間。
クレムリン武器庫

武器庫といっても博物館。16世紀に
兜や兵器を造ったり、保管する倉庫として
建てられたが、19世紀初頭より博物館となり、
戦利品、外国からの贈り物、皇帝ゆかりの品々
が保管されている。中でもエカテリーナ2世の
戴冠式で使われた398カラットのダイアモンド
の王冠は見物です。
ここまでの写真はクレムリン。
モスクワ最大の観光地。
クレムリンとは本来要塞を意味するロシア語。
内部には教会、僧院、宮殿などがあり、
1990年に世界文化遺産に登録されました。

ノボデビチ修道院

ロシアで最も有名な修道院の1つ。
16世紀初頭に建てられた女子修道院。
16〜17世紀には高貴な家族のお嬢さん
が修道院に入った。
ピョートル1世はそこに君主の政権をめざ
していた姉のソフィアとその姉妹を閉じ込
め歴史的事件の舞台にもなった。
今はイコン画でかざられ荘厳である。
ノボデビチ修道院前面の湖

池で泳ぐ白鳥の姿を見て、チャイコフスキー
が「白鳥の湖」を書いたと言われている。
ここでよく散歩していたそうです。
モスクワ大学

ロモノーソフによって創設され、1953年に
現在地に移転。
スターリン様式建築の中では最大級だそうです。
高さ240m。
エスカレーターで100メートル降りていくとそこは
地下鉄。
シャンデリアと絵画でまるでギャラリー。
やはり地下鉄の中。

ナポレオンのモスクワ遠征のときクツーゾフ将軍
のとった焦土作戦でナポレオン軍を撃退。
彼はロシアの英雄になる。その様子はトルストイ
の「戦争と平和」のなかで詳しく描かれています。