稙田の旧跡

  国分寺建立

  聖武天皇の勅願によって豊後国分寺が出来
  た。高さ60mの巨大な七重の塔がそびえた
  国分僧寺であった。
  当時諸国中でも一級の規模を誇っていたと
  推定される。
  国家安穏と五穀豊穣を祈って国分寺が建て
  られたが、稙田が素晴らしい地であったことが
  うかがわれる。現在は史跡公園となっている。
  印鑰大明神

  七瀬公園の一角に祭られています。
  印鑰(いんにゃく)

  印・・・国、郡の公印収納所。
  鑰・・・国、郡の重要産物、書類を収納、管理、
      保存する倉庫の鑰を納める建物。

  大和朝時代(約1300年前)
  大分で国衙(国の役所)は南大分の古国府
  にあった。
  郡衙は稙田の市にあった。市が大分郡の政治
  の中心だった。
  
  印鑰橋(いんにゃくばし)

  七瀬公園に行く橋にその名を留めている。